第3回 . プログラムを読みやすくしよう


今回は、プログラムを読みやすくするための書き方(インデント)と、プログラム中に日本語でメモ(コメント)を書く方法を勉強します。
難しい話ではないので気軽にどうぞ(^^;



コメントってなぁに?



★1 . コメントとは?

コメントとは、そのままの意味です。
プログラマは、プログラムの中にメモを書くことができます。


★2 . コメントの種類&コメントに入れ方

コメントの入れ方には2種類存在します。

一つ目は、「 /*   */ 」です。
/*」で始まり「 */」で閉じます。
この二つに囲まれた範囲は、コンパイルする時に無視されるので自由にメモを入れる事ができます。

void pceAppInit( void )
{
/* この日本語は、コメントなのでコンパイルの時に無視されます全く問題ありません*/

/*液晶の表示を停止*/
pceLCDDispStop();

pceLCDSetBuffer( vbuff );
pceAppSetProcPeriod( 80 );
memset( vbuff, 0, 128*88 );

pceFontSetPos( 0, 0); /* 文字の表示座標を(0,0)に指定 */
pceFontPrintf("Hello, World");/* 文字列を表示*/

draw = 1;

pceLCDDispStart();
}


「/*」を書いた後、「*/」で閉じ忘れると「/*」以降のプログラムが全てコメントアウトされるので気をつけて下さい。

void pceAppInit( void )
{
/*コメントを閉じ忘れると、以下のようにようになります。
青い字がコメントアウトされてると考えて下さい*/


/*液晶の表示を停止*/
pceLCDDispStop();

pceLCDSetBuffer( vbuff );
pceAppSetProcPeriod( 80 );/*プロシージャを呼び出す間隔
memset( vbuff, 0, 128*88 );

pceFontSetPos( 0, 0);
pceFontPrintf("Hello, World");

draw = 1;

pceLCDDispStart();
}




二つ目は「 // 」です。
スラッシュを二つ連続で書くと、その行の「 // 」以降の文字がコメントとして扱われます。

void pceAppInit( void )
{
//この行は、コンパイル時に無視されます

pceLCDDispStop();
pceLCDSetBuffer( vbuff );
pceAppSetProcPeriod( 80 );
memset( vbuff, 0, 128*88 );

pceFontSetPos( 0, 0);//文字表示座標指定
pceFontPrintf("Hello, World");//文字列を表示

draw = 1;

pceLCDDispStart();
}




インデントってなぁに?


★1 . インデントとは?

とりあえず以下のプログラムを見て下さい。

void On_Paint(void)
{
int x,y;
for(y=0;y<4;y++){
  for(x=0;x<4;x++){
    if(panel[y][x]==ON){
      BlackDisp(x,y);
    }
    if(panel[y][x]==OFF){
      WhiteDisp(x,y);
    }
  }
}
CDisp();
}

今まで、ソースコードを見ていて気がついた方も多いでしょうが行の出だしが、それぞれ違いますね?

これは
インデントと呼ばれ、プログラムを綺麗に書くために必要な事です。
インデントを入れる時は「
TABキー」を使って入れて下さい。
字下げする事によって、プログラムが読みやすくなるので必ずインデントを入れて下さい。

なかなか慣れませんがプログラムを打っていれば自然に慣れてきます。

最初のうちは「 
{  }  」で囲まれる中を字下げすると考えて下さい。









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